2014年9月9日火曜日

結婚生活はマネジメントである



最近読んだ本で、結婚生活というのはマネジメント(組織経営)である、という内容の本が多かったので、うちでやっているマネジメント手法を書いてみたいと思います。

私のうちでは、3ヵ月ほど前から、「家族未来会議」というのを月に一度やっています。

もともとは、NPO関連のイベントでお会いした加藤たけしさんのご夫婦がやっている「夫婦未来会議」というのにインスパイアされ、簡単に言うとパクせてもらいました。

夫婦未来会議の記事はこちら

それまでは、何となく夫婦生活を過ごしていたのですが、この家族未来会議でしっかりお互いの今後を見据えて、それをタスクに落として実行するという、結婚生活PDCAを回し始めたところ、二人の生活の質が向上し、なんか色々なことをやるようになりました。

具体的に言うと、第1回目で、お互いの5~10年先の「ありたい姿」を共有し、議論しました。

その後、「ありたい姿」と「現状」のギャップを洗い出し、今やるべきことをタスク化してToDoリストに登録し、実行することにしました。

ToDoリストのアプリはこれを使って、夫婦で共有しています。

このアプリ、私がタスクを消化すると、妻に消化された旨の通知がいくのです!

例えば、私のタスクの一つに「体重を計る」 というのがあります。
これは毎日やるタスクで、目標は当たり前ですが減量することです。

これをやっていないと、私が体重計に乗っていないことが妻にばれるので、毎日体重計に乗る訳です。
これをやり始めて、なんもしてないのに少しずつ体重が減ってきています。

「今日体重計乗ってたね」なんていう会話が夫婦で発生するわけなので、自然と体重の話、健康の話などを夫婦でするようになるのです。

もちろん妻のタスクも、消化してアプリでチェックを入れたら、リアルタイムに私のスマホに「○○がチェックされました」 っていう通知がきます。

お互いを束縛しているように聞こえますが、当人同士はゲーム感覚でこれを楽しんでいる感じです。


次の月にまた「家族未来会議」を行い、この一か月のタスクの消化状況や「ありたい姿」の確認、ギャップの確認と見直しを行い、新しいタスクをまた増やしていくのです。

そうすることで、例えば夫婦で英会話をやっているのですが、3カ月経った今でも二人とも継続的に英語を勉強しているし、色々試行錯誤をし、会議中に相談するので、だんだんブラッシュアップされていっています。

具体的には言いませんが、3ヵ月も経つと色々成果がでてきていて、ぜひこれは皆さんにお勧めしたい結婚生活マネジメント手法です。


この間、東京駅の丸ビルのソファーに座っていると、隣の派手めの若い女の子2人がこういう話をしていました。

A:「家族会議で親に話すと私の将来のために何をする必要があるかアドバイスしてくれるよ~」
B:「いいなぁ~親がちゃんと話聞いてくれるなんて~」

結構やってる家族がいるんだなぁと盗み聞きしながら、興味深く聞かせてもらいました。
Aさんの家族はBさんのところよりも、仲が良いようで、家族の信頼関係もしっかり構築できているような感じがしました。


最後に結婚生活マネジメントについて、とても参考になる本をご紹介します。

読んでいませんが、こちらも結婚生活のマネジメントで有名な本です。

昔聞いた英語の格言に「家庭をビジネスのように運営してはならない」というものがありますが、私のうちでは、ある程度ビジネスのように運営する方があっているような気がします。

「家族未来会議」の導入支援が欲しい!という人は私までご連絡ください!ノウハウは全て共有します!!

本内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

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